不動産の空き家問題

不動産の空き家問題、近年あちらこちらで聞くようになった空き家問題、これは非常に大きな問題ですよね。改めてその内容を見ていきましょう。

まず空き家になると何が問題なのか?

国レベルの大きな問題から言うと資産である不動産の活用がされていない状態、これが一番大きな問題になります。活用されてない土地というのは当然ながら何も価値を生み出さない。本来農家であれば農作物の生産ができる、住宅用地であればその活用ができるといった様に本来はその不動産は活用されていないと無駄なものになってしまいます。

ところがご存知の通り今の税制では簡単に言うと建物が建っていれば固定資産税が有効に活用されていると判断され1/6の税金に収まっています。但し、この件についてもこのままではいけないという風潮が高まってきてますので近い将来建物が建っているだけでは税金が減税されないという事態にはなってくると思います。

地域レベルの問題としてはやはり火災の問題それから防犯の問題が出てまいります。空き家というのは一般的に非常に死角が多い建物が建っている場合が多く不審火という問題が度々起こります。重ねて防犯といった面でも非常に弱い面を持っておりこちらも大変問題です。もっと身近な問題としては例えば飼い主のいない猫の住処になっていたりとか衛生上問題がある場合もあります。

今すぐに何か対策ということは考えなくてもいいかもしれませんが少なくとも数年のうちに対策を求められるので事前に方向性を決めておくことが大切かと思います。