土地を売る時のタイミング

長期的に見た土地を売る時のタイミングについて考えます。その長期的とは何かと言うと市街化区域、市街化調整区域の線引きことです。 知多半島で考えた場合東海市、知多市、大府市、東浦町もそうなんですが結構市街化調整区域が多いものです。

改めて市街化調整区域というのは原則として建物が建てられない地域、よって農地として今後も農業に活用するための土地ということになります。その分宅地と違って固定資産税が安かったりと色々税制面の優遇 もあります。土地をお持ちの方が気にする調整区域が今後市街化区域になった場合にどうなるかということです。場所にもよりますが 調整区域で坪5万円ぐらいの取引相場だったとして、それが市街化区域になると坪25万とか30万になったりするわけです。

100坪の土地だった場合2000万も値上がりすることになります。夢のような話ですが先ほど話しさせていただいた通り東海市、知多市でも今はまちづくりが活性化しており市街化調整区域をそのままの農地としての利用だけではもったいないというエリアも多数存在しています。よって行政のほうでも市街化区域に変えるということはありますのでこのような羨ましい悩みも生じるわけです。

市街化になるかどうかの目安は市町村役場である程度確認が取れます。こういった話は意外と噂が広まるもので根拠無く市街化になる時期が広まる場合があります。大切なのは噂で判断しては何の得にもなりませんのでしっかりと役場で確認することが大切になります。

以前ブログでも話させていただきましたが根拠なく市街化になるのを待っていた時に根本的な売るタイミングを謝るということはあります。一方で人口が減っていますので土地の需要というのは段階的に減ってきます。よって無駄に待つだけの姿勢は良くないというふうに判断されます。